木造ドミノ工法とは？

スケルトン（柱や梁など建物の構造、気密・断熱など建物の外皮の性能に関わる部分）はしっかりつくり、インフィル（内装や家具・設備など、暮らしに関わる部分）は自由に取り替えられるようにつくる。それが木造ドミノ工法の仕組み。在来軸組の工法に耐力のある外周壁をバランスよく配置し、床の剛性を高めた、まったく新しい木の家です。

skeleton

構造と外皮

中はがらんどう、構造壁はありません。設備の配管配線スペースが確保されています。

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基本スペース

外壁で構造の安全性と断熱性能の確保をします。

 

基本スペースに家族の暮らしかたを合わせて、間仕切りと設備を追加します。

 

木造ドミノ工法３つのメリット

➊快適な住まい空間がつくれる

　スケルトンとインフィルを分離した構造によって、室内は空間を制限するものが大黒柱だけとなります。そのため、ライフスタイルの変化に応じて間仕切り壁の撤去・増設が自由にできる家になります。

➋丈夫で安全な長持ちする家

　底的に構造を整理してシンプルに。そして、床下の防腐剤・防蟻や無垢の柱や漆喰の壁といった土台から内装まで、家をつくる多くの材料に自然素材を用いて、住む人や環境に負荷がかからないよう配慮しています。また、風土に合った三重の木を利用することで、頑丈で長持ちする家がつくれるほか、地元材の利用で輸送コストが抑え、コストダウンにもつなげています。

➌耐震等級２以上をクリアした丈夫で安全な住まい

　開放的な空間としながらも、基礎コンクリート上に直接建てた大黒柱が、上からの荷重を大地に逃がすなど、大地震にも耐える強度に加えて、高い断熱性能を備えています。